2013年10月29日火曜日
【第二十一回】芦ノ牧温泉から下郷巡り、会津若松・飯森山
第二十回の続き…。
2008年5月11日。
芦ノ牧温泉「仙峡閣」。
http://www.aizu-ashinomaki.jp/yado/senkyoukaku.php
早朝5時に風呂に浸かる。
泉質は含食塩石膏泉。
小雨が降っていた。
6時に傘を借りて宿を出た。
阿賀川(大川)の東の道を、会津方面に歩いてみる。
その東の山肌に、会津鉄道線が見え隠れしていた。
所々で木々に絡み付くように、山藤が咲いていた。
しっとりと濡れた中で、森林浴を満喫。
朝食の時間が気になり、戻った。
7時から朝食を取る。
お腹が空き、ご飯三杯お代わりした。
仙峡閣の窓より。
渓谷に沿ってホテルが建ち並ぶ。
会津 芦ノ牧温泉
http://www.aizu-ashinomaki.jp/
8時にチェックアウト。
国道118号線に戻り、左折。
芦ノ牧トンネルを潜る。
大きく蛇行をした後、下郷町に入る。
いで湯と渓谷の里 下郷観光チャンネル
http://www.town.shimogo.fukushima.jp/kanko/
再びトンネルを抜けると、左手に大川ダムにより貯水される若郷湖。
その後も、幾つかのトンネルを潜り、大川、会津鉄道線と交差しながら南に進む。
途中、国道118号線は、国道121号線と接続し、左に折れて須賀川方面に行く。
大きな地図で見る
そこから国道121号線を南に800mほど進んだ所に、会津鉄道線「湯野上温泉駅」がある。
茅葺き屋根が珍しい。
駅舎内には囲炉裏があり、寒い日には暖が取れる。
湯野上温泉
http://www.yunokami.jp/
「塔のへつり」へは、さらに4.5kmほど南に下って、左折。
森の中、会津鉄道線「塔のへつり駅」の踏切を渡って行く。
浸食により、塔のような形をした奇岩が川沿いに並び立つ名勝地。
ドラマのロケ地にも使われ、秋の紅葉も美しい。
塔のへつり
http://shimogo.jp/sightseeing/tonohetsuri/
国道121号線を北に戻り、湯野上温泉駅を過ぎた先を左折。
県道329号線を道なりに進むと、やがて県道131号線「会津西街道(下野街道)」につながる。
右手に専用駐車場が見えてくる。
その左手が、江戸時代の宿場の面影を今に残す「大内宿」である。
大内宿
http://ouchi-juku.com/
大内宿については、第十二回にも記してあるので、ご参考に…。
【第十二回】奥会津・檜枝岐と下郷・大内宿
http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_2129.html
国選定重要伝統的建造物群保存地区でもある。
名物の「ねぎ蕎麦」。
ねぎ丸々一本を箸代わりにし、かき込むように食す。
お好みで、ねぎをかじっても良い。
「ねぎ蕎麦」を出す店は数店あり、行けば思い出すはずだけど、WEBで調べた限りでは確信が持てない。
山の神社に向かって、通りの左側だったことは覚えている。(大和屋?)
大内宿を後にし、県道131号線を北へ向かう。
会津藩主・保科正之公によって整備された会津西街道は、山間に途切れ途切れ続いている。
江戸時代には会津藩をはじめ、新発田藩、村上藩、庄内藩、米沢藩など諸藩が参勤交代で通った道。
江戸と会津以遠とを結ぶ物流にも重要な、幹線道路の役割を果たしていた。
会津西街道
http://www.aizukougen.jp/?tag=会津西街道
会津市街へ戻った。
大きな地図で見る
飯盛山へ。
秋の飯盛山をじっくり歩く|会津若松観光ナビ
http://www.aizukanko.com/model/491/
少年剣士の悲劇が伝わる、白虎隊十九士の墓碑。
南西の方向に鶴ヶ城、会津城下が一望できる。
白虎隊自刃の地は、墓地を少し入った所にある。
寛政8年(1796年)、実相寺の僧郁堂により建立されたといわれる仏堂で国指定重要文化財。
六稜三層の形がさざえに似ていることから、「さざえ堂」の名で親しまれている。
戸ノ口堰洞穴。
戸ノ口原の戦いで傷ついた白虎隊士が、この洞穴を通って飯盛山にたどり着いたと伝えられる。
飯森山入口の信号機から南に進む。
東山町へ行く途中の蕎麦屋に寄った。
せっかくだから、ねぎ蕎麦だけでなく、本格蕎麦も食べたい…。
「桐屋・夢見亭」で天婦羅蕎麦を食す。
ついうっかりと、写真を撮るのを忘れていた。
桐屋・夢見亭
http://www.kiriyasoba.co.jp
蔵の町、会津。
思い残したことは…。
ここでもやはり、造り酒屋見学は外せない。
1805年創業の「末廣酒造」。
http://www.sake-suehiro.jp/
日本酒を土産に、伊達に帰った。
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