2013年10月28日月曜日

【第十九回】米沢・栗子国際、米沢、天元台スキー場



 約一年振りにスキーに出かけた。
 前回の様子は第五回に記してある。

 【第五回】国道13号線・栗子国際スキー場
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/13.html


 2008年2月9日。

 栗子国際スキー場へは、伊達から飯坂を抜け、国道13号線をまっすぐ車で1時間ほど。


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 7時に出発、8時には板を装着してリフト前に立っている。

 栗子国際スキー&リゾート
 http://www.kurikokokusai.com/





 ここで問題…。

 問① 雪面の跡は、ある動物の足跡である。
    何という動物だろうか?

 問② 足跡によって、動物の向かった方向がわかる。
    上、下、どちらに向かったのだろうか?





 一人乗りのスカイラインリフトを降りる。





 栗子国際スキー場の最上部。
 遠く、月山の頂が見える。



 グランプリコースを滑降。
 誰もいないゲレンデを、自由に滑る…。

 栗子国際スキー場は風の抜け道。
 西風が強い時には辛い。
 誰かが乗るのにしくじりリフトが停まると、吹き曝しの中、これ以上にない心細さを感じたものだった。

 風が強そうな日には素通りし、国道13号線西栗子トンネルを抜けて、米沢スキー場へ向かった。



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 米沢スキー場
 http://goo.gl/maps/MLxIC


 地形のせいか、米沢スキー場で風に参った記憶はない。
 広くて滑りやすい「中の平ゲレンデ」は、練習には最適のコースだった。

 「林間コース」の途中にはペンションが点在し、スキーの合間に休憩することができた。
 どこかは忘れたけれど、名物の「マッターホルンカレー」を出すペンションがあった。
 平皿にカレーが満たされ、端に高さ20cmほどの長細い円錐形にライスが盛られる。
 ライスがマッターホルン、カレーが湖をイメージ…。
 驚きはあるが、マッターホルンをジャボッと倒壊させないよう食すのが難しい。
 味は美味であった。


 また、時には足を伸ばして、白布温泉・天元台スキー場まで行くこともあった。

 国道13号線を米沢市街に行く途中、水窪ダムの案内が出たところで左折。
 県道376号線をダム湖に沿って走る…。
 この道路は大小のコーナーが交じり、陽気のいい頃には、走り屋たちが行き来する。

 JR福島駅〜米沢駅間の奥羽本線に、途中から寄り添うように走る、県道232号線と合流。
 米沢駅のひとつ手前、関根駅周辺の集落を過ぎた。
 県道151号線に入り、奥羽本線を越えて西へ、最上川を渡る。
 この土手に、直江兼続が松川(最上川)の氾濫を防ぐために築いたという「直江石堤」がある。

 直江石堤
 http://www.city.yonezawa.yamagata.jp/1128.htm


 県道2号線にぶつかるT字路を左折、南に下る。
 右折をすると米沢市街、上杉神社方面だ。

 県道2号線は白布温泉から西吾妻スカイバレーへと通じ、白布峠を越えて米沢と会津とを結んでいる。
 11月の半ばを過ぎると、白布峠は冬季通行止めになる。

 今冬季の西吾妻スカイバレーの通行止めについて
 http://yonezawa.info/?p=log&l=57536


 登り口の船坂峠はカーブが続く峠道だったが、今は閉鎖され、船坂トンネルを潜る新道が迂回する。
 県道234号と交わる交差点を左折、県道2号線の坂道をなおも5kmほど進むと白布温泉へ到着。

 山形県米沢市白布温泉
 http://www.shirabu.jp/


 天元台スキー場へは、白布温泉よりロープウェイで上る。
 駐車場に車を停めて着替え、スキーとストックを持ち、坂道を歩いて湯元駅から乗る。

 天元台高原
 http://www.tengendai.jp/


 天元台高原駅まで標高920mから1,350mまでを約5分。
 一度、雪景色の中に何か黒いものが蠢いているのを見下ろしたことがあった。
 ニホンカモシカである。

 あまり整備されすぎていないところがよい。
 大音響で音楽が流れていては、カモシカも近寄らないだろう。

 11月後半からゴールデンウィークまで滑れる。
 標高1,820mから1,400mほどの間、難易度が混ざった三つのコースがあり、雪質はいい。

 天元台スキー&スノーボード
 http://www.tengendai.jp/data/pdf/panf2012.pdf


 スキー場にはナイター設備がなく、天元台高原駅の最終は16時だったと思う。
 乗り遅れると、狭くて長くて曲がりくねった「湯の平コース」を滑り降りなくてはならない。
 林間で目標が見えない中、その距離およそ3,000m。
 ただでさえ疲労が脚に来ている中で、ものすごく辛い思いをしたのを覚えている…。




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