2016年2月23日火曜日

【第五十四回】飯野つるし雛まつり




 2016年2月22日。
 福島市飯野町で開催中の「第9回 飯野つるし雛まつり」に、出かけることにした。


 飯野つるし雛まつり
 http://www.tsurushibina.com

 第9回 飯野つるし雛まつり
 http://togetter.com/li/941263





 11時頃に出立。

 国道4号線を南下し、鎌田の交差点で左折。
 阿武隈川に架かる橋を渡って右方向、川沿いにさらに南下し、国道115号線(相馬へ通じる中村街道)を越え、次の114号線(浪江へ通じる富岡街道)にぶつかるまで進む。
 114号線との交差点で左折、川俣町方面へ道なりに進む。

 左手にUFOがよく現れるとされる千貫森が見えるところで県道40号線へ右折して入り、その辺りから「つるし雛まつり」の案内を頼りに進むと、12時少し前に飯野町商店街にたどり着いた。

 いいのこむねっと ~UFOの里飯野町ポータルサイト!~
 http://www.iino-com.net

 過去と未来をつなぐ回廊(飯野町)/ふくしまの歴史と文化の回廊
 http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11055a/bunkakairou68.html


 かつて伊達郡だった飯野町へは、初めての来訪になるのかも知れない…。




 道路の両側は、つるし雛を一目見ようと訪れた観光客が行き来する…。
 五大院の境内に車を停め、飯野町に降り立った。












































 商店街に軒を連ねる44店舗内につるし雛を飾り、それを眺めながらそぞろ歩くといった長閑な体験。










 つるし飾りは、昔から子供や孫の幸せを願って作られてきました。紅白の輪につるされた飾りは、一つ一つに意味がある縁起ものです。思い出の和布で母や祖母が縫いあげてできたつるし飾りを、女の子の無事な成長を願いひな壇の両側に飾ります。
 (下記リンクより一部引用)

 つるし雛の歴史
 http://www.tsurushibina.com/飯野つるし雛の歴史/










 飯野町は、古くから農業とともに養蚕業が盛んで、絹織物業が発展した。
 古い着物や余った生地を利用して、各家庭でつるし雛を作っていたのだろう…。
 地域興しとして「祭」の形態になったのは近年のことだろうけど、ひとつひとつの作品からは作り手の想いが伝わってくる。

 飯野町
 http://www.town.iino.fukushima.jp


 一足早い春を感じる催しであった。



 13時前に撤収。

 川俣町の「かわまた銘品館シルクピア」経由で帰ることにする。
 館内2階にある手打ち蕎麦屋「蕎麦六」で、「川俣シャモ南蛮せいろ蕎麦」を手繰ろうと思っていたからだ…。

 【第八回】桃源郷・花見山と川俣シャモ南蛮せいろ蕎麦
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_2042.html

 が、入ってみて「月曜日定休」の知らせを目にした。




 国道349号線に出、途中「つきだて花工房」に寄ることを思いついた。

 つきだて花工房
 http://t-hanakobo.jp




 ランチ時間を10分ほど過ぎていたが、大丈夫なことにしてくれた。

 「ハナランチ」は茹で牛肉のトマトソース和えのような一品がメイン。
 ライス、サラダ、茶碗蒸し、スープ、イチゴのクリーム添えが付く。




 食後にコーヒーを飲んで落ち着いた…。




 「つきだて花工房」の展望台から阿武隈山系を一望…。
 4kmほど先は飯館村となる。




 国道349号線、霊山柱沢の長い下り坂では、北に宮城県の蔵王連峰を見ることができる。
 逆にここからは吾妻や安達太良の山々は見えにくい。

 保原の方まで下りてくると蔵王は見えなくなる。
 同じ伊達でも、立つ地域によって目まぐるしく風光が変わる。






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