2016年4月10日日曜日

【第六十六回】伊達の桃畑で満開




 4月6日の記事で「2016年4月4日頃から、前の桃畑でポツポツと咲き始めている」とお伝えした桃畑が満開を迎えている。

 【第六十三回】伊達の桃畑で開花
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2016/04/blog-post_6.html




 4月9日朝、6時14分の風光は朝日に浮かぶ桃畑。
 右奥に吾妻小富士の雪うさぎもかすかに見える。

 この農地は、私が東京へ出る頃は、水田であった。
 住宅が並んでいる辺りも水田で、田植え前、水が張られたばかりの頃には、吾妻連峰に沈む夕日と空が映り込み、天地の境がわからなくなるほどの鮮やかな風光が印象に残っている。

 伊達に戻ってもうすぐ一年が経つけど、昨年は満開の季節には間に合わず、窓を開けると桃色の朝が迎えてくれる今年はとても新鮮な感じがしている…。




 朝餉は、帆立貝の炊き込み御飯であった。
 ワカメとエノキダケの味噌汁を添えれば、他におかずはいらない。

 当家では、伊達市と桑折町の境にあるキッコーゲン醤油株式会社が作る「ゴールドやまぶきみそ」が御用達。
 味噌が切れそうになると、店舗に買いに行く。
 スーパーでも売っているけど、味噌屋で買う商品は、スーパーの市販品より味噌のたまり汁が多く含まれていて美味しい、と聞いたことがある。





 キッコーゲン醤油株式会社
 http://www.uyou.gr.jp/kikkogen/






 二本松の「人気酒造 純米大吟醸」を飲み、菜園で収穫した初物のウドの味噌添え、ウドの葉の天ぷら、伊達のヨークベニマルで調達した馬刺し、冷奴…。
 味噌があれば、何かに添えて、それだけで酒のつまみになる。

 人気酒造
 http://www.ninki.co.jp














 桃畑の一部では摘花作業が行われ、実りの養分を選んだ花に集中させ始めている。
 今年初めて、二羽のツバメが、花の上を滑空して行くのを見た…。



 4月10日朝の風光。




 6時46分の定点観測では桃畑が満開!
 屋根の上に頭をのぞかせているのが福島市の信夫山。
 安達太良と吾妻の両連峰は霞んで見えた。








 ヒヨドリがやや興奮した囀りで、蜜を求めて花弁を散らかしている。




 窓越しに、少し得した気分を味わう春。






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