【 福 島 の 風 光 】
郷里である伊達市(旧伊達町)を中心に、風光明媚な福島を紹介します。
伊達市は福島県中通り、県北に位置し、海に山に車で一時間程のロケーション。
吾妻連峰、相馬、会津、宮城県南部、山形県南部が行動範囲。
訪れた地域の食や伝統文化、郷土史にも触れられたらと思います。
郷里である伊達市(旧伊達町)を中心に、風光明媚な福島を紹介します。
伊達市は福島県中通り、県北に位置し、海に山に車で一時間程のロケーション。
吾妻連峰、相馬、会津、宮城県南部、山形県南部が行動範囲。
訪れた地域の食や伝統文化、郷土史にも触れられたらと思います。
2016年9月25日日曜日
【第八十五回】紅葉の磐梯吾妻スカイラインから旧土湯街道
磐梯吾妻スカイラインの紅葉の見頃は、例年10月初旬頃。
2014年10月11日は体育の日の連休で伊達に帰省しており、紅葉狩りに出かけることになった。
6時30分に伊達を出立。
福島市湯野の辺りは稲刈が終わっていた。
福島駅から走る飯坂線の終点、飯坂温泉駅前(「伊達〜飯坂〜高湯〜磐梯吾妻スカイライン〜浄土平」地図B)を経由して…。
吾妻山を目指す。
7時7分、高湯温泉(「伊達〜飯坂〜高湯〜磐梯吾妻スカイライン〜浄土平」地図C)に通じる坂道を登った。
高湯温泉|高湯温泉観光協会 高湯温泉旅館協同組合
http://www.naf.co.jp/azumatakayu/
7時20分、有料道路だった頃の料金所跡を抜け、磐梯吾妻スカイラインに入った。
磐梯吾妻スカイライン|磐梯朝日国立公園 環境省
http://www.env.go.jp/park/bandai/guide/joudodaira/course/course10.html
7時31分、つばくろ谷に架かる「不動沢橋」(「伊達〜飯坂〜高湯〜磐梯吾妻スカイライン〜浄土平」地図D)に着いた。
向こう側に見える橋脚の残骸は、不動沢橋ができる前の旧道だ。
不動沢橋|全国おすすめ紅葉名所:るるぶ.com
http://www.rurubu.com/season/autumn/koyo/detail.aspx?SozaiNo=070019
足がすくむ高さから、沢の紅葉を眺め下ろした。
2014年は快晴だったけど、伊達に移住したのちに出かけた2015年は時雨模様。
しっとりと濡れた紅葉もまた風情がある…。
雲が谷を駆け上ってきた。
(以上5点は2015年10月11日撮影)
ちなみに不動沢橋を旧道側から眺めたのが上の写真。(2012年10月8日撮影)
橋の欄干に近づくほど股間がスカスカと心細い思いをさせられる…。
晴れの日には不動沢橋から福島盆地が見渡せる。
この日はやや霞んでいたが、中央やや上に見える二つこぶの影は信夫山だろうか…。
7時40分、「天狗の庭」(「伊達〜飯坂〜高湯〜磐梯吾妻スカイライン〜浄土平」地図E)の紅葉。
天狗の庭|日産ドライブナビ
http://drive.nissan.co.jp/SPOT/detail.php?spot_id=2751
裾野まで、ずっと広がっている。
「かもしか沢」(「伊達〜飯坂〜高湯〜磐梯吾妻スカイライン〜浄土平」地図F)と呼ばれる場所の紅葉も見事だった。
白い山肌の「霜降」とのコントラストが良い。
「霜降」(右の白い山肌)の横を過ぎる。
ここから先は火山性ガスが発出するので、注意が必要。
吾妻小富士が大きくなってきた。
「賽の河原」と呼ばれる原野を走る。
火山性ガスへの注意を促す立て看板が点在していた。
荒涼とした賽の河原の低木も色づいていた。
【第八十四回】で登頂した一切経山。
風が強いからか、噴煙が目立たない。
8時に「浄土平」(「伊達〜飯坂〜高湯〜磐梯吾妻スカイライン〜浄土平」地図G)に到着。
小休止の後、磐梯吾妻スカイラインを土湯方面に下る。
8時10分、「双竜の辻」(「浄土平〜磐梯吾妻スカイライン〜県道30号線」地図B)より100mほど手前から望む安達太良連峰。
双竜の辻|土湯峠温泉郷の観光スポット:るるぶ.com
http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=J0041547
磐梯山の山のひだまでくっきりと見えた。
左端中ほどに、猪苗代湖の湖面も見える。
遠く、頭をのぞかせているのは、那須連山だろうか…。
「国見台」より。
国見台|猪苗代 自然・景勝地 フォートラベル
http://4travel.jp/domestic/area/tohoku/fukushima/inawashiro/inawashiro/nature/10012680/
「天風境」(「浄土平〜磐梯吾妻スカイライン〜県道30号線」地図C)より。
正面の尖った山が高山( 1804.8m)で、裾野にはブナの森が広がっている。
天風境|猪苗代町の観光スポット:るるぶ.com
http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=J0041548
高山|福島の山々
http://yamayama.jp/taka/taka.htm
高山山頂から真下に下った森の窪みには「幕滝」が見える。
幕滝|福島市の総合観光情報ナビ
http://www.f-kankou.jp/cgi-bin/f-kankou/asobu/page.cgi?id=13
(上2点は2015年10月11日撮影)
流れの音が、ここまで聞こえてきそうだ…。
県道30号線(旧土湯街道・旧国道115号線)に入った。
土湯トンネル(土湯バイパス・国道115号線)ができてから、旧国道の交通量は少ないが、道に覆いかぶさる木々が回廊のようで、紅葉の季節のみならず、新緑の頃や、真夏も涼しげで良い感じだ。
幕川温泉、鷲倉温泉、赤湯温泉、新野地温泉、野地温泉、土湯温泉と、道沿いに温泉施設が点在する温泉銀座でもある…。
幕川温泉 水戸屋旅館
http://www.hikyou.jp/detail.php?shid=30438
鷲倉温泉
http://www.hikyou.jp/detail.php?shid=30176
赤湯温泉
http://www.hikyou.jp/detail.php?shid=30439
新野地温泉 相模屋旅館
http://www.sagamiya.sakura.ne.jp/onsen.html
野地温泉ホテル
http://www.nojionsen.com
土湯温泉観光協会
http://www.tcy.jp/cgi-bin/tcy/yadoview.cgi
小峠古戦場(「浄土平〜磐梯吾妻スカイライン〜県道30号線」地図D)の案内があった。
安達太良連峰の鬼面山(1,482m)。
途中、木立が開けた所で、福島盆地が一望できた。
安達太良連峰の箕輪山(1,728m)。
箕輪山|福島の山々
http://yamayama.jp/minowa/minowa.htm
土湯温泉に通じる西鴉川が流れ出る場所(「浄土平〜磐梯吾妻スカイライン〜県道30号線」地図E)に、車が停められるスペースがあった。
ポットに入れて持ってきたお湯で、ドリップコーヒーを入れ、紅葉を眺めながら小休止。
山肌の紅葉を見上げながら静かにコーヒーを飲む、私的名勝地。
川筋だけに真冬には雪崩が多い所だとか…。
東鴉川(「浄土平〜磐梯吾妻スカイライン〜県道30号線」地図F)の渓谷を撮って、デジカメのバッテリーが切れてしまった…。
おまけ。
2015年は時雨と霧であまり風光が楽しめず、磐梯吾妻スカイラインから県道30号線を猪苗代町側(土湯方面の逆)に下り、国道115号線沿いにある「そば処 ふじ田」で昼餉にした。
そば処 ふじ田
http://tabelog.com/fukushima/A0705/A070502/7001569/
コシのある手打ちそばは美味い…。
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