【 福 島 の 風 光 】
 郷里である伊達市(旧伊達町)を中心に、風光明媚な福島を紹介します。
伊達市は福島県中通り、県北に位置し、海に山に車で一時間程のロケーション。
吾妻連峰、相馬、会津、宮城県南部、山形県南部が行動範囲。
訪れた地域の食や伝統文化、郷土史にも触れられたらと思います。

2016年11月13日日曜日

【第九十一回】摺上川の紅葉と摺上川(茂庭っ子)ダム




 2016年11月12日、朝方までの時雨が止んだ。
 昨日の祖父の命日には本降りだったため日延べした墓参へ出かけ…。




 10時30分、空がすっかり開けたので、奥茂庭まで足を延ばすことにした。



 飯坂温泉街を流れ、伊達市で阿武隈川と合流する摺上川のずっと上流に奥茂庭はある。
 春は新緑とヤマツツジのコントラストが美しい。
 5月3日に出かけた時の様子は【第七十九回】に記してあるので、参考に…。

 【第七十九回】茂庭と鳩峰高原・ヤマツツジ街道
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2016/05/blog-post_29.html








 国道399号線を西へ。
 紅葉はすでに飯坂温泉街まで降りてきていたけど、その先ではぐっと深まった。




 軽井沢不動尊(「伊達〜奥茂庭名号」地図B)前。






 5月20日放送のNHK−BS「にっぽん縦断 こころ旅」で、火野正平さんは「軽井沢不動尊」の横の沢に足をつけて弁当を食べていた。

 “滑滝”の岩場の風景
 http://www.nhk.or.jp/kokorotabi/route_2016spring/20160520/index.html




 軽井沢橋(「伊達〜奥茂庭名号」地図C)より。




 階段状に流れる「滑滝」(「伊達〜奥茂庭名号」地図D)。
 この滝についても、【第七十九回】に詳しい。

 道路を横切る1匹の猿の姿が見えたけど、写真は撮れなかった。
 この辺りでは何度か群も目にしている。

 【第四回】茂庭・摺上川ダムの猿たち
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_25.html






 摺上川(茂庭っ子)ダムに至る手前、右手の「赤沢?」(「伊達〜奥茂庭名号」地図E)の沢筋の紅葉。




 「大深谷沢」に架かる橋(「伊達〜奥茂庭名号」地図F)の右側。




 橋の左側、右手より摺上川(茂庭っ子)ダムを反時計回りに視界を移す。




 ダムの反対側は車両通行止め。
 行楽シーズンだけでも走れたら楽しいだろう。




 貯水量は7割ほどだろうか…。




 大深谷トンネルを潜った。










 ダムの底に沈んだ名号集落の痕跡が浮かび上がる。






 ダムを渡る最後の橋(「伊達〜奥茂庭名号」地図G)の上を歩いた。
 橋の右側、途切れた道路は、国道399号線の旧道だ。




 左側は飯坂温泉方向。
 この辺りにバスの終着駅があった。
 詳しくは【第七十九回】に記している。

 草紅葉に風情を感じる。






 橋を戻る。
 右端に見えるのが「御嶽神社・摺上川神社」(「伊達〜奥茂庭名号」地図H)。
 ダムができる際に、この場所に移築された。




 12時、国道399号線を引き返した。




 摺上川ダム管理所(「伊達〜奥茂庭名号」地図I)で小休止。

 摺上川ダム管理所
 http://www.thr.mlit.go.jp/surikami/






 その後、ダムから眺める摺上川の川筋の右奥の方にある「茂庭ふるさと館」(「伊達〜奥茂庭名号」地図J)に寄った。
 「もにわの湯」や広瀬公園、梨平公園等の施設があり、キャンプやバーベキューなどのレジャーも楽しめる。
 茂庭の地元産品の食材を入手したり、十割手打ちそばも食べられる。

 茂庭ふるさと館|福島市 ふくしまウェブ
 http://www.city.fukushima.fukushima.jp/site/shisetsu/shisetu-bunka21.html




 12時10分、「霧華亭」で舞茸天せいろ(1,100円)を食す。
 辛目で少量のそばつゆが良い。
 舞茸がゴロゴロと盛られ、それだけで腹くっちく(福島弁で「腹苦しい=お腹いっぱい」)なる。
 葛飾時代の住処の近く、柴又三丁目にあったそば屋「小松庵」を思い出した。

 小松庵
 https://www.facebook.com/pages/小松庵/503617646349158




 帰りに滝野地区の辺りから、国道399号線の旧道を通ってみた。




 摺上川ダムより先はもう直ぐ冬季通行止め。






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