【 福 島 の 風 光 】
 郷里である伊達市(旧伊達町)を中心に、風光明媚な福島を紹介します。
伊達市は福島県中通り、県北に位置し、海に山に車で一時間程のロケーション。
吾妻連峰、相馬、会津、宮城県南部、山形県南部が行動範囲。
訪れた地域の食や伝統文化、郷土史にも触れられたらと思います。

2013年11月6日水曜日

【第三十二回】裏磐梯から喜多方日中線跡へ。米沢、そして飯坂旧堀切邸



 2010年5月3日。
 喜多方日中線跡に枝垂れ桜を見に出かけた。

 前年は4月18日に訪れたのだから、この年は桜前線の歩みも遅かった。

 【第二十四回】裏磐梯から喜多方、そして米沢へ。上杉神社と「伝国之辞」
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html




 吾妻小富士の雪うさぎは霞みつつある。


 国道115号線から土湯バイパス、箕輪トンネルを抜けて、猪苗代町に入る。
 町の中心部に入る手前で右に折れ、磐梯山を左に見ながら国道459号線を走る。

 前年は五色沼群・毘沙門湖にも寄ったが、道の駅「裏磐梯」まで休まずに行った。




 桧原湖越しに磐梯山を眺める。



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 道の駅「裏磐梯」
 http://www.michinoeki-urabandai.com/



 湿原の彼方此方が、芽吹きはじめる。




 じゅうねん味噌の焼団子を食す。


 国道459号線から喜多方市に入った。
 途中の緩やかな下り坂では、正面に飯豊連峰の氷壁が見える。
 飯豊連峰は、ご飯を盛ったような形をしているからそう名付けられたとか。




 農地に輝く氷壁。


 喜多方市街へ入り、リオン・ドール喜多方西店に車を停めて、買い物をする。

 リオン・ドール 喜多方西店
 http://www.liondor.jp/store.php?id=15#


 そこから県道16号線に向かって徒歩10分。
 「自由民権運動発祥の地 喜多方」の立て看板のある左手が、日中線跡地である。



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 地図ではJR喜多方駅西から、県道16号線を横切って緩やかに北に行く細い道が、日中線跡。

 日中線記念自転車歩行者道|旅どきnet
 http://tabidoki.jrnets.co.jp/e07/spot/18333.html


 自転車歩行者道として整備された枝垂れ桜並木が、喜多方の春の名所となっている。















 そよ風に揺れる桜並木をそぞろ歩く。




 この路線を走っていたSLが展示されている。










 言葉はいらない…。






 遊歩道の傍らに塚原壇の史跡がある。

 塚原壇・塚原館跡|喜多方市の文化財
 http://is2.sss.fukushima-u.ac.jp/fks-db//txt/10053.002/html/00043.html




 喜多方を離れた。
 国道121号線を北上し、山形県米沢市へと向かう。



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 途中、国道121号線日中トンネル手前右側、日中ダムへの下り口にある「ひめさゆり浪漫館」で昼食。

 日中ダム「日中ひざわ湖」
 http://www.minyu-net.com/tourist/walk/101216/fukusima.html

 ひめさゆり浪漫館|福島県観光物産交流協会
 http://www.tif.ne.jp/bussan/guide/guide-kitakata.html#b1




 山菜天麩羅蕎麦を食す。


 米沢市街に入った。
 前年は、上杉神社に立ち寄ったが、この日は「上杉まつり」で大混雑。
 この時間では駐車スペースを見つけるのも大変そうなので、仕方なく迂回することにした。

 平成25年 米沢上杉まつり 4月29日(月)〜5月3日(金)開催!
 http://uesugi.yonezawa.info/?p=log&l=310255




 最上川の河川敷では火縄銃の射撃が披露されていた。


 米沢市街から国道13号線、栗子トンネルを抜けて、福島市に戻った。
 舘の山公園の横の道から、飯坂温泉街に入る。

 【第二十二回】伊達の春と飯坂・舘の山公園
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_31.html






 廃屋を見、かつての暮らしを想像するのが好きだったりする。



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 彼処に「堀切邸」の案内旗が目立ったので、旧堀切邸に入ってみることにした。

 旧堀切邸|飯坂歴史探訪
 http://www.iizaka.com/contents/kankou/horikiritei.html


 飯坂温泉の新しい観光交流拠点として平成22年5月に開館。
 無料で足湯にも浸かれる。

 旧堀切邸手湯足湯|飯坂温泉湯めぐり
 http://www.iizaka.com/littlespa/littlespa02/









 雪あり、花あり、緑あり。
 風光は今まさに、春の楽章を奏でている…。




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