【 福 島 の 風 光 】
 郷里である伊達市(旧伊達町)を中心に、風光明媚な福島を紹介します。
伊達市は福島県中通り、県北に位置し、海に山に車で一時間程のロケーション。
吾妻連峰、相馬、会津、宮城県南部、山形県南部が行動範囲。
訪れた地域の食や伝統文化、郷土史にも触れられたらと思います。

2013年10月25日金曜日

【第十一回】蔵王 山形・熊野岳と宮城・御釜



 福島県ではないけれど、県北に隣接する宮城県と山形県の風光。
 伊達から車で片道一時間半程のドライブ&ハイキングコースをご紹介。



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 2007年8月13日。
 伊達から蔵王へは、国見町の小坂峠を越え、七ヶ宿町を経由し、県道51号線を走る。

 【第九回】国見・小坂峠と七ヶ宿街道
 http://toshiakiono.iza.ne.jp/blog/entry/2888497/


 途中、長老湖から見る、蔵王連峰が美しい。

 長老湖 七ヶ宿町
 http://www.town.shichikashuku.miyagi.jp/sightseeing/view/chourouko.html


 国道465号線にぶつかった所を左折、遠刈田温泉街方面へと向かう。
 伊達から国道4号線を走り、白石市街を経由しても、国道465号線には出られる。
 が、景色を楽しみながら行くには、県道51号線を走る方が良い。
 欄干に巨大こけしが据えられた「こけし橋」が架かる松川を渡り、遠刈田温泉街に入る。

 遠刈田温泉 蔵王町観光協会
 http://www.zao-machi.com/83


 遠刈田温泉街で国道465号線は左に曲がり、さらに進むと県道12号線に左折する標識が見えてくる。

 県道12号線、通称「蔵王エコーライン」を上って行く。
 冬季閉鎖のこの道路は、新緑から紅葉の季節まで、折々の風光を楽しむ観光客で賑わう。

 蔵王エコーライン
 http://www.zao-machi.com/553


 数度の蛇行を繰り返した後、山形県方面に下る道と「蔵王ハイライン」を上る道とに分岐する。
 右折してUターンするように上った所に、蔵王ハイラインの料金所がある。

 蔵王ハイライン
 http://www.zao-machi.com/546


 三度のヘアピンカーブを曲がると、蔵王刈田岳山頂駐車場だ。





 蔵王の瞳「御釜」がエメラルドグリーンの水を湛えている。

 御釜
 http://www.zao-machi.com/31








 熊野岳山頂を目指し、「馬の背」と呼ばれる乾いた山道を登る。
 この辺りが、宮城県と山形県の境とされている。
 御釜は宮城県、熊野岳山頂は山形県に入る。





 刈田岳、熊野岳、地蔵山等、山々が連なる蔵王連峰の最高峰、熊野岳山頂1,841mに到着。
 斉藤茂吉の歌碑がある。

 当時は撮ることに興味がなかったのか、あまり写真が残っていない。
 熊野岳山頂にある熊野神社も撮ったつもりでいたが無かった。





 なぜか日傘のご婦人が…。

 中央右が地蔵山に通じる峰。
 地蔵山には駅があり、ロープウェイに乗って、山形蔵王温泉に下りることが出来る。
 窓からは新緑、深緑、紅葉、樹氷と、四季の景観が楽しめる。

 蔵王ロープウェイ
 http://www.zaoropeway.co.jp/ropewayguide.html

 山形蔵王温泉
 http://www.zao-spa.or.jp/


 遠く、霞の上に残雪を頂く山は、方向からすると月山だろう…。
 ここからは、晴れていれば、南に安達太良、吾妻連峰。
 西に飯豊、朝日連峰が見渡せる。





 廃墟となっている石積みの避難小屋。





 山を下り、蔵王刈田岳山頂駐車場に隣接するレストハウスで小休止。
 熊野岳は片道約45分ほどで楽しめる、手軽なハイキングコースである。


 帰りは、蔵王エコーラインを山形県側に下りた。

 上山市のどこかでラーメンを食べた記憶があるのだけれど…。
 思い出せない。




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