【 福 島 の 風 光 】
 郷里である伊達市(旧伊達町)を中心に、風光明媚な福島を紹介します。
伊達市は福島県中通り、県北に位置し、海に山に車で一時間程のロケーション。
吾妻連峰、相馬、会津、宮城県南部、山形県南部が行動範囲。
訪れた地域の食や伝統文化、郷土史にも触れられたらと思います。

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2016年4月3日日曜日

【第六十一回】桑折町の常称寺と飯坂温泉「花ももの里」




 2016年4月3日。





 朝、庭のチューリップが咲き乱れていた。








 ツグミもそろそろ旅立つ頃か…。




 桃畑はもう一押し。^^
























 近所の集会所の染井吉野は、三分咲きから五分咲きであった…。



 11時半頃、桑折町にある常称寺に出かけてみることにした。
 常称寺はこれまで2度、紹介している。
 北に半田山が控える手前の山の中腹にあり、枝垂れ桜の巨木越しに伊達盆地が一望できる。

 【第二十八回】桜 桑折町・常称寺から飯坂・舘の山公園そして花ももの里
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/11/blog-post_3010.html

 【第三十九回】福島の花々 常称寺から慈徳寺 みちのくの遅い春
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html


 伊達に引っ越した翌日の昨年4月26日にも、住処から歩いて出かけていた。


枝垂れ桜の見納め…。【第三十九回】福島の花々 常称寺から慈徳寺 みちのくの遅い春http://onotoshiaki.blogspot.jp/2014/03/blog-post.html

小野 敏明さんの投稿 2015年4月26日



 すでに葉桜になりかけていたけど、何とか間に合った。





 12時5分に到着。






 本堂の背後の斜面に墓地が並び、その一段と高い所に立つ。
 枝垂れ桜は、明治時代に京都からもたらされたといわれている。




 左下に東北新幹線が仙台方面に走る。
 中段には阿武隈川に架かる昭和大橋が見え、空との境に鎮座する台形の山は霊山の峰。

 【第五十一回】秋の霊山ハイキング
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2015/11/blog-post_13.html














 まだ少し早く、見頃は来週後半から再来週にかけてのようだった…。



 続いて、お約束の飯坂・舘の山公園と花ももの里へ。





 舘の山公園は丘の下から見た感じ、咲いていなかったようなので、花ももの里だけにした。
 12時50分、大鳥城址(舘の山公園)の登り口にある駐車場に車を停め、そこから舘ノ山浄水場の貯水タンクの間を抜けて緑が増した草地を歩き、桃畑へと向かった。

 飯坂温泉花ももの里
 http://www.iizaka.com/join/join03/




























 一部で見頃。
 全体の見頃は、4月半ば頃になるだろうか…。

 今回はロケハンということで、盛りの頃にもう一度訪れたいと思う、






2013年11月4日月曜日

【第二十八回】桜 桑折町・常称寺から飯坂・舘の山公園
 そして花ももの里



 2010年4月26日。
 東京で桜を見た後の、二度目の花見。



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 福島盆地の北を囲む半田山。

 伊達市旧霊山町から保原町へ坂を下る国道349号線では、一時その山影に蔵王連峰を見ることができる。
 が、旧伊達町からは、完全に隠れて見えない。

 宮城県との境に鎮座する半田山がなければ、安達太良、吾妻、蔵王連峰という1000m超えの峰々が一望できたかと思うと、少し惜しい気がする…。
 当地の景観、文化、風土に重要な役割を果たす山だ。

 半田山の裾野、桑折町平山地区にある常称寺はご当地限定、知る人ぞ知る枝垂れ桜の名所である。

 桑折町観光ガイド
 http://www.town.koori.fukushima.jp/site/kankou/








 見上げると、まるで花に包み込まれるようだ。

















 桃色が丘を覆う様子はまさに桃源郷。


 桑折町は伊達氏発祥の地といわれている。

 源頼朝の奥州攻めに従った常陸国常陸入道念西が、その戦功により伊達郡の地頭となって入部。
 初代伊達氏、伊達朝宗を名乗り、当地を本拠に勢力を拡大させた。
 伊達政宗はその十七代目にあたる。

 桑折町の歴史
 http://www.town.koori.fukushima.jp/soshiki/1/119.html

 桑折町は旧伊達町と同じ伊達郡であったが、平成の大合併による平成18年1月1日の伊達市(伊達町、梁川町、保原町、霊山町、月舘町)誕生の前協議で離脱を表明。
 現在は独自の道を歩んでいる。


 常称寺から東へ急坂を下り、東北自動車道の下を潜った右手に、福島県指定天然記念物「万正寺の大カヤ」がある。
 根本から60センチメートル上の幹回りが約7.5メートル。
 カヤの巨樹としては日本一といわれる。

 万正寺の大カヤ
 http://www.town.koori.fukushima.jp/site/kankou/ookaya.html







 カヤは桑折町の木に指定されている。


 この道は、車で半田山へ行くのに、よく通った。

 半田山自然公園|桑折町観光ガイド
 http://www.town.koori.fukushima.jp/site/kankou/handa-shizen.html

 半田山|福島の山々
 http://yamayama.jp/handa/handa.htm



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 半田山自然公園に行くには、大カヤを過ぎてJR東北本線にぶつかったところを左折。
 線路に沿って道なりに進む。

 県道353号線に入り、右手に半田郵便局を過ぎた後、道路は左に曲がって校庭が見えてくる。
 半田醸芳小学校を右に見ながら直進し、東北自動車道の下を潜って、Y字路を右へ。

 最後の民家を過ぎてから勾配が急になり、右に緩くカーブした後、左に第一ヘアピンコーナーがある。(ショートカットもできる)
 右に直角に曲がるコーナーが二つあり、鈴鹿サーキットからパクって、テグナーコーナーと呼んだ。


 二つ目を曲がった所で(その時は半田山自然公園から町に下りるために逆方向に戻っていた)、左から何やら獣が飛び出し、ブレーキを踏んだ。
 安全運転だったのですぐに止まったが、コロコロと転がる姿がライトに照らし出され、慌てて獣が右の林に飛び込むのが見えた。
 タヌキであった。

 降りて車の前を確めるとナンバープレートが軽く下側に反っていた。
 これがクッションになったのだろう、と安堵した。
 それ以来、仲間内ではタヌタヌコーナーと呼ばれていた。


 半田山を上る話に戻って、そこから右に緩く曲がって林が開ける。左に曲がった後、下りのS字になり、逆バンクに見えなくもない。

 再び上り坂となって、第二ヘアピンに入る。
 視界が悪いので安全運転を心がけよう。

 何度かクネクネと曲がり、バックストレッチに出る。
 長い直線の後に緩く左に曲がり、さらに左にカーブは切れ込む。
 切れ込んだ所で、友人Tの車が外側にコースアウトしていた。

 4人がかりで車を道に押し出した。
 足回りは落ち葉だらけ、ホイールに枯れ枝が刺さる。
 それ以来、仲間内ではTコーナーと呼ばれるようになった…。

 半田山の上まで行くのは大変だ!


 こうした山道は飯坂の方にも数ヵ所あり、ザカスカ(飯坂スカイラインの略)と呼ばれていた。
 若気の至りでザカスカのガードレールに刺さったことがある。
 徒歩で山を下り、愛宕神社の下の公衆電話から連絡したのは雪がちらつく夜であった。
 温泉街が空々しいほどに明るく見えた。

 愛宕神社|飯坂温泉
 http://www.iizaka.com/contents/kankou/jinjya.html


 半田山キャンプの時の深夜の半田沼周遊肝試しはマジで怖い…。
 懐中電灯を消すと、すぐ隣の人が全く見えない。
 誰が紛れ込んでもおかしくはない。
 声のトーンがいつもと違うことに気がつくと、首筋に冷たいものが…。

 また、ある時には駐車場に寝転んで、夜空を眺めた。
 どこまでも深く重なり合う。
 足を持ち上げると、容易に星々をまたいで歩くことができた。


 常称寺で花見をした後、県道124号線で飯坂に入り、舘の山公園(大鳥城趾)の桜も見に行った。
 ※舘の山公園についての詳細は過去エントリを参照。

 【第二十二回】伊達の春と飯坂・舘の山公園
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_31.html











 安達太良(左)と吾妻(右)連峰。

 吾妻連峰中程には富士山の形をした吾妻小富士があり、山肌には雪兎が現れている。
 その姿がくっきりと見える頃、地元の農家が作物の種をまき始める。






 舘の山公園の麓にある、「花ももの里」にも初めて寄った。



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 花ももの里|飯坂温泉オフィシャルサイト
 http://www.iizaka.com/join/join03/


















 みちのくの遅い春。
 まるで点描画のような彩り。