【 福 島 の 風 光 】
 郷里である伊達市(旧伊達町)を中心に、風光明媚な福島を紹介します。
伊達市は福島県中通り、県北に位置し、海に山に車で一時間程のロケーション。
吾妻連峰、相馬、会津、宮城県南部、山形県南部が行動範囲。
訪れた地域の食や伝統文化、郷土史にも触れられたらと思います。

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2017年5月5日金曜日

【第百二回】宮城県七ヶ宿町の春の山野草




 2017年5月3日。
 毎年今頃になると、山野草を見に宮城県七ヶ宿町へ出かけている。

 昨年は4月9日に訪れ、その時の様子は【第六十五回】に記してある。
 ルート等の詳細はそちらを参考にしてください。

 【第六十五回】常称寺の枝垂れ桜再び、目覚め始めた山の花々
 https://onotoshiaki.blogspot.jp/2016/04/blog-post_9.html


 一月違うと、風光もだいぶ変わるだろう…。




 伊達から小坂峠を越えて、宮城県白石市に入り、国道113号線(七ヶ宿街道)を目指す。
 8時20分、あたり一面の山肌は山吹色に染まっていた。








 フキノトウを収穫。
 天ぷらに合う、小振りのものはあまりなかった。
 だが伸びたフキは葉を除き、茎の部分をキンピラにするとこれもまた美味。😋




 鳥の足のような形をしているトリアシショウマ。
 炊き込みご飯にすると美味しい。






 稲子峠から蔵王を望む。




 急な斜面の上にあるイワウチワの群生地。

 イワウチワ|四季の山野草
 http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_978.htm




 よじ登って近づいた。






 葉の形が団扇に似ているからその名がついたとか…。




 可憐な花が斜面に敷き詰められていた。




 こちらは何ともおめでたい名前のエンレイソウ。

 エンレイソウ|四季の山野草
 http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_278.htm




 紫色のキクザキイチゲ。

 キクザキイチゲ|四季の山野草
 http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_43.htm




 白いキクザキイチゲもある。




 花はアズマイチゲに似ているが、キクザキイチゲは葉の切れ込みが鋭角。
 アヅマイチゲは葉の切れ込みが丸っこいので見分けがつく。

 アズマイチゲ|四季の山野草
 http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_40.htm




 清楚な佇まいのタチツボスミレ。

 タチツボスミレ|四季の山野草
 http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_252.htm




 美味い空気を胸いっぱいに吸い、10時15分に撤収した。




 山桜が上の方まで登ってゆく。




 10時30分、国道113号線沿いにある七ヶ宿町農林産物直売所で小休止。
 展望所から滑津大滝を見下ろした。

 滑津大滝|七ヶ宿町観光サイト
 http://www.town.shichikashuku.miyagi.jp/sightseeing/view/nametsu.html




 抹茶とバニラのダブルソフトクリームで憩う。

 七ヶ宿町農林産物直売所|宮城県
 http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/oksgsin-r/sales-04-02.html




 春祭りがあったのか、街道では山車が引かれていた。




 七ヶ宿ダムから見る蔵王。




 11時10分、福島県に戻り、小坂峠から伊達の盆地を見下ろした。

 平地では水鏡が目につくようになった。
 遠く台形の山が霊山で、その向こう側が相馬市となる。

 写真中央やや下に見える平べったい屋根は、5月3日オープンの道の駅「国見あつかしの郷」。
 初日は大賑わいだったようだった。

 道の駅「国見あつかしの郷」オープン 大入り!開店前から行列|福島民友
 http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170504-169472.php

 道の駅 国見 あつかしの郷|国見まちづくり株式会社
 http://www.michinoeki923.com


 落ち着いてから出かけてみよう…。






2016年7月21日木曜日

【第八十一回】磐梯吾妻スカイラインの再開通と浄土平




 2016年7月21日。
 災害復旧工事に伴い、つばくろ谷から浄土平間が通行止めだった磐梯吾妻スカイラインは、工事が無事に完了して再開通となった。



 磐梯吾妻スカイラインについては、これまで3度記している。

 【第一回】浄土平・蓬莱山ハイキング
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post.html

 【第二十回】福島 新緑の吾妻山から裏磐梯 喜多方そして鶴ヶ城
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_1910.html

 【第四十九回】吾妻連峰から裏磐梯、西吾妻スカイバレー周遊
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2014/08/blog-post_23.html


 本当はもっとあるのだけれど、更新が進まぬまま今日に至る…。




 8時50分に伊達を出発。
 飯坂温泉経由でフルーツラインに入り、広域農道を通って、高湯街道へ出る。
 その辺りから小雨模様となった。

 高湯温泉を過ぎ、磐梯吾妻スカイライン入り口に到着。
 警備の人に話を聞いたら、まだ上る人は少ないとか…。

 そこから先は、小雨と霧で視界は不良。
 道路沿いには、トリアシショウマやノリウツギ、ヤマアジサイ等が咲いていた。

 トリアシショウマ|四季の山野草
 http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_49.htm

 ノリウツギ|みんなの趣味の園芸
 https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-18

 ヤマアジサイ|みんなの趣味の園芸
 https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-36




 9時48分、つばくろ谷に架かる「不動沢橋」(「伊達〜磐梯吾妻スカイライン〜浄土平」地図B)を通過。
 橋の手前で警備の人に「これより先は一方通行なので、行ったら戻ることはできない」と警告される。

 橋の下は足がすくむ眺望だけど、何も見えない。




 紅葉の名所、「天狗の庭」も霧の中。




 火山性ガスが発生しているため、駐停車が禁止されている「賽の河原」を抜ける。






 吾妻小富士の山頂が見えた。




 10時2分、浄土平の駐車場へ到着。
 駐車料は410円。


 雨は止んでいる。
 浄土平湿原の木道を一巡りすることにした…。




 赤とんぼが沢山。
 歩く先々で気配を感じ、中に浮く。




 一切経山の頂は雲に隠れているが、時折雲間から光が差す。
 ニッコウキスゲがポツポツと咲いていた。

 ニッコウキスゲ|みんなの花図鑑
 https://minhana.net/wiki/ニッコウキスゲ




 福島県の県花「ネモトシャクナゲ」の花は終わりかけていた。

 ネモトシャクナゲ|県の花
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/ken-no-sugata/hana-tori-ki.html








 マルバシモツケ|四季の山野草
 http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_1072.htm






 ウツボグサの群生。

 ウツボグサ|みんなの花図鑑
 https://minhana.net/wiki/ウツボグサ(カコソウ)




 木道は花の小路。




 ネバリノギラン|四季の山野草
 http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_1624.htm






 何かコケのようなもの。








 小川から硫黄の臭いが立ち上ってくる。
 一切経山の噴煙は見えないが、不意に周辺は火山地帯であることを実感させられた。




 幾人のハイカーとすれ違う。
 鎌沼でも巡るのだろうか…。








 この周辺では黄色い花が咲き乱れ、蜜を求めて多くのシジミチョウが乱舞していた。




 小富士の上を一瞬だけ青空が横切る。











 10時25分に撤収を開始。
 磐梯吾妻スカイラインを土湯側へ下る。
 不動沢橋から浄土平までは上りの一方通行で、もと来た道には下れない。








 雪の回廊ができる直線道路では、何か白い花が群生し、道端を形取っていた。
 自然に生えたのだろうか…。

 だが、下りもほとんど遠目が利かない…。
 「双竜の辻」でも磐梯山は見えなかった。




 「湖見台」(「浄土平〜磐梯吾妻スカイライン〜鉄兵ラーメン」地図B)で、一瞬だけ雲間から猪苗代湖の湖面がのぞいた。




 途中、猿の大家族が現れた。
 母猿の胸にぶら下がった小猿も含めて20頭はいただろうか…。

 磐梯吾妻スカイラインを終え、県道30号線(旧国道115号線)を鷲倉温泉旅館(「浄土平〜磐梯吾妻スカイライン〜鉄兵ラーメン」地図C)方向へ下った。
 現在の国道115号線(土湯バイパス)は、福島市と猪苗代町とを結ぶ主要道路となっているが、かつては県道30号線がその役割を果たしていた。
 道は狭く、急カーブが多いけど、覆い被さる木々の緑に癒される。
 安達太良連峰の鬼面山を望む辺りは、紅葉の忘れられた名所でもある。

 途中から土湯バイパスと合流し、土湯温泉の信号機を直進。
 広域農道を走り、高湯街道の上り口に戻った。
 高湯街道から磐梯吾妻スカイライン、旧新国道115号線、広域農道で、ぐるっと一周したことになる…。

 フルーツラインを行き、国道13号線にぶつかったら右折。
 13号線を福島市街方向へ向かった。

 そして、11時55分…。

 栗子国際スキー場の帰り、国道13号線の最後のトンネルを抜けたすぐ左手にあった「鉄平ラーメン」。
 そこに店はなくなったけど、今日平野店で20年振りぐらいに「鉄平スペシャル味噌ラーメン」を手繰った。

 【第五回】国道13号線・栗子国際スキー場
 http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/13.html

 鉄平ラーメン平野店
 http://tabelog.com/fukushima/A0701/A070101/7001498/






 野菜たっぷり、ジャガイモが多くて嬉しい。
 大きめの焼肉が一枚入っている。