先の更新から、随分と日が経った…。
「福島の風光」は、もともとはizaユーザーブログに記していた。
iza(イザ)産経デジタル
http://www.iza.ne.jp
2014年3月末でユーザーブログが閉鎖されるため、こちらのBloggerに移行した。
閉鎖までの間に現在に追いつこうとしたのだけれど、311後のことがなかなか進められず、生来のサボり癖も仇となり、予定通りには運ばなかった。
2011年11月04日。
朝8時半に、昨日の残りのご飯で焼き味噌おにぎりを食べた。
土地土地で異なる地物味噌が、日本の食文化に多様性をもたらしている。
桑折町にある味噌蔵で造られた味噌を使用。
キッコーゲン醤油株式会社
http://www.uyou.gr.jp/kikkogen/
お焦げが香ばしく、味噌の風味が懐かしい。
ぺろりと平らげてしまう…。
10時40分、飯坂温泉近くにある墓地に、伯父の墓参り。
伯父はこの年の8月3日に亡くなった。
死因は聞いていないが、伯母が朝起きたら身罷られていたとのことで、寄る年波で体力が衰えていたとはいえ、熱中症ではなかったかと思っている。
今日、伯父が死んだ。昨夜だったかも知れない…。伊達藩よりご隠居と母上都入りの知らせにビックリした。葛飾江戸屋敷はとっちら返っているので、ホテルの検索に奔走。何とか落ち着きの場を得て安堵する…。
— Toshiaki Ono (@toto_bunko) 2011, 8月 1
旧制中学を卒業して奉天の会社に勤めるとすぐに徴兵、2年後に敗戦を迎え、4年間のシベリア抑留の後に帰国し、肺結核で療養。駄洒落ばっかりいっては子供達を笑わせていた。そして月曜の朝、86歳で消えるように逝った伯父はいい死に方をしたと思う。人間どう生きるかより、どう死ぬかだ…。
— Toshiaki Ono (@toto_bunko) 2011, 8月 3
ここには父方の祖父母も納められている。
里も晩秋の彩り…。
ここからは館の山公園も近い。
【第二十二回】伊達の春と飯坂・舘の山公園
http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/10/blog-post_31.html
【第二十八回】桜 桑折町・常称寺から飯坂・舘の山公園 そして花ももの里
http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/11/blog-post_3010.html
【第三十三回】飯坂 墓参と舘の山 天麩羅と筍ご飯と冷やし中華
http://onotoshiaki.blogspot.jp/2013/11/blog-post_7421.html
伊達市は柿の名産地。
ちょうど柿の収穫時期であった。
伊達市が日本一の生産を誇るあんぽ柿|だてめがね
http://www.date-shi.jp/cat89/post-431.html
2011年9月30日、伊達市農産物のモニタリング調査結果で、柿からは最大208Bq/kgのセシウムが検出された。
■伊達市農産物のモニタリング調査結果について(P6)
http://www.city.date.fukushima.jp/uploaded/attachment/7582.pdf
我が家の柿一個およそ170g。
当時の食品衛生法による放射性セシウムの暫定規制値(飲料水、牛乳・乳製品、野菜類、穀類、肉・卵・魚介類5カテゴリー内、野菜類に振り分けられた値)は500Bq/kgである。(注1)(注2)
柿から検出された208Bq/kg(最大値の場合)の事例では、2.4kg以上を食べて暫定規制値を超える。
つまり170gの柿だけを食べるなら14個以上です。
3個食べて十分満足…。
甘くて美味しい柿だった。
(注1)平成24年4⽉1⽇から放射性セシウムの新基準値はより厳しくなり、一般食品で100Bq/kgとなっている。
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/leaflet_120329_d.pdf
(注2)現在、柿から新規制値100Bq/kgを超える放射性セシウムは検出されていない。
■伊達市農業情報紙『耕』(第21号)(12月26日発行)
http://www.city.date.fukushima.jp/uploaded/attachment/11000.pdf
福島駅なう…。この雨で木の葉もだいぶ落ちるなぁ…。
— Toshiaki Ono (@toto_bunko) 2011, 11月 6
上野に到着…。道中、自由席は立ちっぱなしであった。東北新幹線が混んでいるのは、活気が戻りつつあるってことかな。旨いものを飲み食いしたし、いい紅葉狩りとなった。
— Toshiaki Ono (@toto_bunko) 2011, 11月 6
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